CHARACTERS

いぐち井口

登場作品
仮面ライダーアマゾン
初登場回/初登場作品
第21話『冷凍ライダーを食べる人喰い獣人!』(1975年3月8日放送)

「ここは東京のど真ん中だぞ? 波の音が聞こえるわけないじゃないか」

プロフィール

種族:人間

性別:男性

年齢:不明

職業・身分など:警備員

家族など:井口イサム(息子)


 演:浅香春彦(あさか・はるひこ)


この人物が変化する怪人

人喰い人間


説明

とある水族館の警備員。


妻に先立たれてしまい、男手ひとつで息子のイサムを育てている。

そのイサムは岡村まさひこの友人で、井口は以前から、まさひこと姉の岡村りつ子、アマゾンを水族館に案内すると約束していた。

ある日、後輩である田中との見回り中に波のような音を耳にし、原因を調べようと踏み込んだ館内で「ガランダー帝国」の怪人、イソギンチャク獣人に襲われた。井口は血液をイソギンチャク獣人のものと入れ替えられて人喰い人間へと変化。その場から逃げ出した田中を追って警備室へ向かい、電話で助けを呼ぼうとした彼を襲って人喰い人間へと変えてしまう。

その後、井口は田中とともにガランダー帝国のアジトへ移動。そこには、ほかの場所で人喰い人間にされた数人が集められており、すべての人間を人喰い人間にしてしまおうという「人喰い人間大作戦」を進めるべくアジトを発った。

自宅に戻った井口は、約束通り息子と岡村姉弟の3人を車に乗せ、立花藤兵衛とバイクの走行訓練をしていたアマゾンのもとを訪問。この際、入れ替えられた血液の影響か、魚の臭いを嗅ぎつけたアマゾンに人間ではないと見破られてしまう。しかし、そうとは気づかぬイサムが、アマゾンの言葉に憤慨して彼を非難。これに怒り出したまさひことケンカになり、その場からひとりで走り去ってしまう。岡村姉弟を狙う井口は、アマゾンを拒絶する一方、ふたりを車に乗せて発進。りつ子に水族館とは別方向に進んでいると気づかれ、車を止めて岡村姉弟を襲おうとしたが、追ってきたアマゾンに阻止され逃走した。

その後、井口は水族館で息子と合流し、アマゾンたちが大ぼら吹きのペテン師だとして付き合わないよう釘を刺す。直後、イサムを案じた岡村姉弟が駆け付けるも、イサムはふたりに絶交を宣言。井口は息子を案内した機械室に鍵をかけ、背後からイサムを狙ったが、駆け付けたアマゾンに阻止される。しかし、レンチを手にしたイサムがアマゾンに殴りかかると、困惑したアマゾンが硬直。この隙に井口は付近のスイッチを操作してアマゾンを落とし穴に落とし、アマゾンはとっさに仮面ライダーアマゾンに変身したものの、カプセルに閉じ込められて氷漬けにされた。

実は、水族館の地下にはイソギンチャク獣人のアジトが設けられており、ほどなく岡村姉弟と立花が戦闘員の黒ジューシャたちに拉致されてくる。ほかの人喰い人間とともに、井口は息子や立花ら4人を襲ったが、氷を破って戦い始めたアマゾンライダーがイソギンチャク獣人を撃破。井口を始めとする人喰い人間たちはみな、無事にもとの姿へと戻った。


関連人物

  • アマゾン

  • 立花藤兵衛(アマゾン)

  • 岡村まさひこ

  • 岡村りつ子

  • 田中

  • 井口イサム