2018年分のストーリーをまとめて紹介!
EPISODE PLAYBACK 1~16 これまでの『仮面ライダージオウ』
平成仮面ライダー20作品記念作の『仮面ライダージオウ』。王様になりたいと願う主人公・常磐ソウゴと、それを演じる奥野壮は、シリーズ第1作『仮面ライダークウガ』が始まった「2000年」生まれ。まさに〝運命的な主人公〟が、歴代の平成ライダーたちと出会い物語を紡いでいく――。 ここでは、平成最後となる2019年を迎えるにあたり、物語や見どころを総チェック! 全話観た人も、これから観る人も年明けからの新展開に備えよう!!
そして『仮面ライダージオウ 補完計画』もお見逃しなく!
50年後の未来、最低最悪の魔王・オーマジオウとなるとされている18歳の高校生・常磐ソウゴ。その最悪の未来を変えるために過去からやってきた少女・ツクヨミと仮面ライダーゲイツこと明光院ゲイツ。そして、オーマジオウではない新たな王を擁立するために過去に介入して歴史を捻じ曲げ、アナザーライダーを生み出すタイムジャッカーたち……。
幼き頃より王様になりたいと強く願うソウゴは、魔王の協力者を名乗る予言者風の男・ウォズの導きにより、仮面ライダージオウへと変身! 最低最悪ではなく〝最高最善の魔王〟になると宣言する。
仮面ライダーたちの力を宿すライドウォッチを手に入れることで、その力を増していくジオウ。だが、仮面ライダーの力を受け継ぐということは、その歴史自体を奪うことになり、大きな責任を負うことでもある。
様々な思いが交錯する中、未来は果たしてどこへと導かれていくのか。その行方はまだ杳として知れない――。
各話エピソード
EP01「キングダム 2068」& EPO2「ベストマッチ 2017」
魔王になる道を歩み始め、ジオウとなったソウゴは必殺のキックでアナザービルドを倒すが、それはあくまでも一時的なものでしかなかった。そこで、2017年にとんだ際に出会った本物の仮面ライダービルドこと桐生戦兎の力を借りようとするソウゴだったが、戦兎はビルドだった記憶を消失していた。だが、復活したアナザービルドをゲイツが再び一時的に倒したことで、戦兎の記憶が復活。戦兎からビルドライドウォッチを託されたソウゴは2017年に向かうと、ビルドの力でアナザービルドを完全撃破するのだった。
EP03「ドクターゲーマー2018」& EP04「ノーコンティニュー2016」
あるゲームをプレイすることで意識不明になる事件を追い、ソウゴはゲームの世界へ侵入。そこで事件の黒幕である飯田ことアナザーエグゼイド、そして天才ゲーマーMの異名を持つ小児科医、宝生永夢と出会う。飯田の目的は、難病の息子の臓器ドナーを探すことだったが、永夢は飯田には息子のそばに居てほしいと願っていた。その真意を見抜いたソウゴに対し、永夢はエグゼイドライドウォッチを譲渡。ソウゴは2016年でアナザ―エグゼイドを撃破し、飯田には永夢の同僚である天才外科医、鏡飛彩を紹介する。
EP05「スイッチオン!2011」& EP06「555・913・2003」
ふたつのアナザーライダーを有する佐久間龍一は、2003年に事故で落命した友人、山吹カリンに別の少女の生命力を与え続けていた。龍一やカリンと幼馴染の草加雅人は、これを止めようと尽力。そんな雅人を追う乾巧からファイズライドウォッチを譲渡されたソウゴは、ファイズライドウォッチをゲイツに託して2003年に行かせ、アナザーファイズを倒させる。そして自身は天ノ川学園高校の教師・大杉忠太から渡されたフォーゼライドウォッチを使いアナザーフォーゼを撃破。ようやくこの悲しき因果は断ち切られた。
EP07「マジック・ショータイム2018」& EP08「ビューティ&ビースト2012」
密かに恋い慕う女性のためにアナザーウィザードの道を歩んだ早瀬。だが、それが空振りに終わると絶望に打ちひしがれ、暴走が始まった。2012年でアナザーウィザードを倒せばいいというゲイツと、暴走の根本的原因を収めたいというソウゴは激しく衝突。その後、仁藤攻介からウィザードライドウォッチを託されたゲイツは2012年でアナザーウィザードと激突。一方のソウゴは2018年に残ると、早瀬に想いを伝える勇気を諭してファイズフォンXを通じ過去の自分と会話をさせ、早瀬の未来を希望に繋ぐのだった。
EP09「ゲンムマスター2016」& EP10「タカとトラとバッタ2010」
王を名乗り日本からの独立を宣言した檀黎斗はアナザーオーズだった。興味津々のソウゴは黎斗に近づき観察しようとするが、そんなソウゴにゲイツは愛想を尽かしてしまう。その後、黎斗のやり方に反抗する女性・泉比奈を通じて誘拐された国会議員・火野映司と出会ったソウゴは、王になるためには誰かと手を繋ぐこと、仲間が大切だと言うことを学ぶ。そして、映司から譲渡されたオーズライドウォッチを使い、2012年でアナザーオーズを倒し、自分とは考えの異なる魔王=黎斗の野望の芽を摘むのだった。
EP11「ジオウ・オン・パレード2018」& EP12「オレ×オレのステージ2013」
アナザー鎧武にヘルヘイムの森へ飛ばされてしまったゲイツを救おうとする、妙に段取りの良すぎるソウゴは、実は3日後から来ていた。同時に存在するふたりのソウゴ。そのムチャなやり方にツクヨミとウォズは怒りを露わにするが、3日後のソウゴは意にも介さない。今のソウゴは葛葉紘汰から鎧武ライドウォッチを受け取り、一方のゲイツは森で出会った駆紋戒斗の前で、自らの手で道を切り開く覚悟を見せ、見事に森を脱出。そして、3日後に戻ったソウゴと今のソウゴはアナザー鎧武を倒し、事態は収束を迎えた。
EP13「ゴーストハンター2018」& EP14「GO!GO!ゴースト2015」
予期せぬ未来の到来を感じたウォズはタイムジャッカーと手を組み、仮面ライダーディケイドこと門矢士を介入させ、ソウゴとゲイツを翻弄。一方、巷に出現するアナザーゴーストの正体は、過去に事故で落命した男だった。アナザーゴーストの攻撃で肉体と魂が分離したソウゴは、事件を通じて知り合った天空寺タケルを過去に送り、事故を未然に防がせる。そして、ゲイツが士から渡されたというディケイドライドウォッチとタケルから託されたゴーストライドウォッチを使い、アナザーゴーストを撃破したのだった。
EP15「バック・トゥ・2068」& EP16「フォーエバー・キング2018」
街の上空に出現した巨大な機械。未来から来たという魔王の僕。そして、ソウゴは士の手によって2068年に送られ、オーマジオウと対面する。この最悪の事実に直面したソウゴは、ジクウドライバーを捨て王の道を断念。だが、タイムジャッカーはそんなソウゴを倒さんと襲撃を仕掛けていく。それを救ったのは、最低最悪の魔王になったときには俺がソウゴを止めると言うゲイツ。ソウゴは奮起してジクウドライバーを手に取ると、改めて最高最善の魔王になると宣言しジオウへと変身! 再び過酷な道を歩み始めた。
『ジオウ』3つの見どころ
【見どころ1】発生するタイムパラドックス。先の読めないストーリー展開!
時間をテーマにする物語に付き物の過去に介入したことで歴史の流れに矛盾が発生し、世界に様々な歪みが生じてゆく〝タイムパラドックス現象〟。自身が望んだ事件の根本的解決のためとはいえ、ソウゴは何度も過去を変えている。これにより、時間の流れに大きな歪みが発生していると見て間違いないだろう。ウォズの持つ予言書「逢魔降臨暦」にも、その記述に変化があるとウォズ自身も語っていたが……。果たして彼らはどのような歴史を歩んでいくのだろうか。
【見どころ2】平成仮面ライダーの歴史を紡いだレジェンドキャストたちが続々登場!
前作『仮面ライダービルド』の桐生戦兎や万丈龍我を皮切りに、『仮面ライダーエグゼイド』の宝生永夢や鏡飛彩、『仮面ライダーオーズ/OOO』の火野映司などが劇中に続々登場。アナザーライダーが生まれることで、彼らが仮面ライダーだったという歴史は消失したが、人間としての志までが変わるわけではない。また違った形で〝ヒーローとしての道〟を歩んでおり、そんな立派な姿を見届けることができるのも本作の大きな魅力のひとつと言えるだろう。
【見どころ3】ソウゴたちが入手するガジェット類のギミックにも注目!
最先端のCGを駆使した演出が毎回観られるのも『ジオウ』の大きな見どころ。変身エフェクトや、各種ライダーアーマーの装着シーン、タイムマジーンによる大迫力の巨大戦などでその超映像を堪能できる。また、バックルを360度回転させるという、他にないギミックを見せた変身ベルト・ジクウドライバーや、多種の音声で耳を楽しませる各種ライドウォッチなどにも注目。今後、どんなアイテムが登場して斬新なギミックを見せるのか。こちらからも目が離せない!