STORY

キノコへの興味が抑えきれなくなったフィリップは、大雪の中、翔太郎と仲良くキノコ狩りへと出かける。雪山で遭難した二人が辿り着いたのは、寂れた村には似合わぬ立派な屋敷。雪に閉ざされた陸の孤島を舞台に、新たな事件が幕を開ける。

CHARACTER

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  鏡野空也

  莫大な資産を持つ鏡野家の末裔にして現当主。遺産を切り売りして遊び暮らしている。
  古くから伝わる婚姻の奇習を行う中、雪で遭難したという左翔太郎とフィリップを屋敷に招き入れた。
  その奇習とは、外見に惑わされずに花嫁を決めるための仮面夜会。土地の魔除けの仮面をつけた女性たちの中から一人を選ぶというものであった。

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  鏡野キク

  鏡野空也の祖母。孫の結婚相手を決めるため、錐通村に伝わる婚姻の奇習を執り行う。

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  久保倉環奈

  鏡野家の仮面夜会に参加した花嫁候補の一人。製薬会社に勤めるごく普通のOL。仲良く遭難していた左翔太郎とフィリップを発見し、鏡野邸へと連れ帰った。

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  財前暦

  鏡野家の仮面夜会に参加した花嫁候補の一人。関西出身の芸者の卵であり、和服の女性。左翔太郎とフィリップが鏡野邸を訪れたその夜、息絶えた状態で発見されることとなった。

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  難波くるみ

  鏡野家の仮面夜会に参加した花嫁候補の一人。風都の歓楽街で働く、赤い派手なチャイナ服の女性。

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  有藤蛍

  鏡野家の仮面夜会に参加した花嫁候補の一人。元グラビアアイドルの、黒いドレスの女性。

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  木村正

  鏡野家の執事。
  10代の頃から仕えており、鏡野キクからの信頼も厚い。

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  ときめ

  自身の過去を探し求める、左翔太郎の探偵助手。
  鳴海探偵事務所の一員として翔太郎らを手伝う中で、初代所長・鳴海荘吉から伝わる「探偵にとって一番大事なのは依頼人」という教えを心に刻んだ。
  ささいな喧嘩を経てフィリップとの仲も深まり、彼に作ってもらったピンク色のスタッグフォンを手に、新たな怪事件に立ち向かう。

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  万灯雪侍

  オーロラのガイアメモリを持つ謎の男。その目的はまだ謎に包まれている。
  古美術商の金森大介として居合わせた仮面夜会の場で、左翔太郎とフィリップに遭遇する。

DOPANT

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  アルコール・ドーパント

  アルコールメモリで変身したドーパント。
  体内のアルコール成分が表皮から滲み出ており、それを付着させた敵に熱線を浴びせ、発火させることが可能。
  また、泥酔したかのように痛覚が麻痺しているため、攻撃を受けてもひるむことなく暴れ続ける。

STAFF