2022年 2月 20日放送

第23話 「バイスが乗っ取り…やっぱり裏切り!?」

脚本: 木下半太

監督: 柴﨑貴行

YouTubeのサムネイル

バイスの不調をリカバーするために
ローリングバイスタンプを使用した一輝とバイス。
だが、変身後の姿はいつもと違う漆黒のリバイのみ。
バイスが分離することなく、リバイを覆い尽くした
かのような禍々しい姿だった。

さらに変身解除すると、そこに立っていたのは
バイスただ一人。
一輝はどこへ…と警戒する大二だったが、
目の前ではバイスが誰かと会話している。
どうやら一輝の方が透明になってしまったらしい。

そこに血相を変えた狩崎が現れる。
どうやらローリングバイスタンプを
作ったのは狩崎ではないらしい。
怒りの狩崎はバイスを確保しようとするが、
バイスは「ついにこの時がきた」と
その包囲網を掻い潜り、逃走。
「裏切りは悪魔の得意技だ」という
言葉を残して…。

一方、空気階段はデッドマンへの
恐怖から家から出たくないと仕事を
全面拒否する状態となってしまい…。

見どころ

さて、我らが百瀬APをして
「リバイスのライダーの中で一番カッコいいっす」
との評価を受けたジャックリバイスがついに初お披露目
となりました!

個人的には、長年仮面ライダーシリーズを支えてきて
くださいましたスーツアクターの永徳さんが
初めて単独で1号ライダーになった歴史的瞬間として
今後も記憶されていくであろうエピソードに
なりました。

近年、この時期には暴走フォームと言われる
類のフォームチェンジが多い傾向が見受けられるそうですが、
リバイスにおきましては、一風違った暴走を
お届けします。
さしずめ「乗っ取りフォーム」とでも言いましょうか。
永徳さんの大暴れっぷりとともにご堪能ください。

そして『空気階段』さんとのコラボレーション!
裏話としては、あの控え室のシーン。
服を着て淡々とテストをこなしていたもぐらさんが、
本番になって、まさかのあの格好。
扉を開けた瞬間、笑いが溢れそうになったとともに、
僕は監督のモニターの後ろにいましたが、ヒヤヒヤしました。
流石に監督が怒り出すんじゃないかと…
ですが、そこは百戦錬磨の柴﨑監督。
それを面白がる懐の深さをお持ちでございまして、
無事OKが出ましたとさ。
ファインプレーは、そのアドリブにも笑わずに
しっかりと芝居をこなした前田くんやゲストの小槙さん、
そして、かたまりさんかと思います笑
笑ってしまったらそこでやり直しですし、
かたまりさんのリアクションもほぼほぼ即興だったので、
おそらく同じ空気は2度と作れなかったのではないでしょうか。

先日も書きましたが、そんなスリリング(!?)な
22、23話の様子は
2月23日(水)放送の空気階段の冠バラエティー
『空気階段の空気観察』(毎週水曜深夜2:16〜2:36※関東ローカル)で見ることができますので、「ああこんな風に撮影されたんだ」
という復習としてご覧いただき、ニヤッとしてもらえれば嬉しいです。 

また、絶賛展開中の
『仮面ライダーリバイス The Mystery』は
第3話が配信となりました!
やはり唐橋充さんはタダでは転ばない…笑
その正体は…スネークオルフェノク…のようでした。
そして、狩崎&照井コンビが見つけた謎の怪人サンプル…
第4話からは、いよいよペンションの中と外が交わり、
物語は結末へと加速していきます。
ぜひお楽しみに!




(文責・望月 卓)

第22話 あとがき

■ジジカリ、サキドリ、ネオバッタ!
冬の劇場版で登場したネオバッタが、テレビ本編にも登場です!現代のジョージ・狩崎が、ナント50年後の自分を先取りし、ネオバッタバイスタンプを開発しちゃいました。
「私を超えられるのはただ一人、私だ〜!」
とか言いながら狩崎は開発したんでしょうね。(遠い目)

令和ライダー1号であるゼロワンを演じた縄田さんが、リバイスネオバッタゲノムとしてアクションする姿は何度見ても最高!そして、バイスの茶目っ気あふれつつも随所にゼロワン要素を取り入れる永徳さんの最高アクション!

アクションシーンの演出面においても、ゼロワンオマージュが随所に。特に筆者が好きなのが、疾走感あふれる効果戦!

ゼロワン必殺技文字演出を取り入れたのは、柴﨑監督の粋な演出です。こちらのフォントデザインは、ゼロワン・滅亡迅雷の必殺文字デザインを担当されたデザイナー田嶋さんにご依頼。リバイスにおいては、フェニックスのスカイベースやデッドマンズ・ウィークエンドのアジトのセットデザインなど、肝となるデザインを担当してくださっている田嶋さん。そんなリバイスもゼロワンも知り尽くした田嶋さん渾身のデザインがコチラです。

〜大泉産ゼロワンに季節のリバイスを添えて〜

客(筆者)「ちょっと君。このフォント素晴らしい!最高に美味だ。シェフを呼んできてくれ」
店員「あ、はい。」
シェフ(田嶋)、現る。
客(筆者)「このフォント最高だよ。言うなれば、、、星3つですっっ!」
シェフ(田嶋)「あ、はい」

どうでもいい三文芝居はさておき、ゼロワンとリバイスの特徴を随所に取り入れた絶妙な塩梅のデザイン。最高でした、ありがとうございました!

(文責・百瀬 龍介)




■リバミス第3話 カレの正体が明らかに!?
本日午前0時に配信開始した『仮面ライダーリバイスThe Mystery』第3話。
仮面ライダーシリーズではもちろんのこと、スーパー戦隊でもなじみの深いキャスト・唐橋充さん。遂にその正体がオルフェノクであったことが明かされました。姿もまさしく、スネークオルフェノク。果たして彼はあの海堂直也なのか!?

服装もとても見覚えのあるジージャンスタイル。1,2話時点では絆創膏を貼っていた左手には黒のグローブ。おやおやおや……?
と、なりますが、その正体については2/20(日)にて行われる配信イベントにて正式に明かされます!

仮面ライダーシリーズの歴戦において、常に倒される対象であった怪人という存在。それを「倒す」のではなく「守る」ことが今回の命題――このひっくり返し。シリーズ初のスピンオフにもその「リバイス魂」が引き継がれています。

そして上屋の正体が暴かれてからの追田との大立ち回り! 2階の窓から逃げ出したオルフェノクを追う追田……「ドライブの時はもっと高いところから飛んでましたから!」という井俣さんの証言により追田も続けて飛び降りるという演出になりました。……が、重加速状態じゃない中で無事だったのでしょうか……。8年の月日による驚きの進化だったのでしょう。

一方、照井&狩崎コンビの手で徐々に紐解かれ始めた事件の全貌。謎の研究室に残されていた資料は、歴代ライダーたちと戦った怪人たちのものでした。
グロンギ、オルフェノク、ワーム、ファンガイア、ドーパント、ゾディアーツ、インベス、ロイミュード、スマッシュ、デッドマン……計10種、これらの怪人の共通点は一体……?

そして、狩崎が繰り出したこのポーズ。リバミスでは、オリジナルメンバーや狩崎のライダー知識により数々のオマージュが繰り出されています。それらのシーンを鮮やかに彩るのは当時の劇伴! 映像に合わせて流れてくる音楽に思わずピクリと反応してしまう方も多いのでは。あらゆる角度から仮面ライダー50周年の魂を込めたリバミス。次回、4話ではいよいよ犯人が判明します!

照井と狩崎が行き着いた謎の科学者・植島の正体は……?
本編はTELASA(http://www.telasa.jp/series/12272)で絶賛配信中!

(文責・近松 知佳)