2020.04.19 ON AIR
ワタシのプライド!夢のランウェイ
脚本: 筧 昌也
監督: 田﨑竜太
第32話
或人が作った『飛電製作所』は、ヒューマギアを失って困っている人たちをサポートするための会社になった。今回のお客様は、ファッションショーを開催するために、モデルたちのキャスティングを担当する男性。なんでもカリスマ的な人気を誇っていたモデルヒューマギア・デルモがZAIAによるヒューマギアのサービス停止で回収されてしまったのだという。ところが、ファッションショーを成功させるためには、デルモの存在が欠かせない。そこで、或人はデータを使ってデルモを復元させる。ところが、そんな飛電製作所に早くもZAIAの魔の手が伸びて―――。
第31話 ハイライト
“仕事”をテーマにしてきた「ゼロワン」。そんな「ゼロワン」だからこそ可能になるコラボレーションがあります。現に今までにも、本当のお仕事の現場で働く漫画家の先生やお医者さん、弁護士さんや消防士さんなど様々な職業の方々とコラボを実現しながら紡いできたストーリーだったわけですが、次回はコラボレーションなしでは決して実現しえなかった「モデル」編です。
なんと史上最大級のファッションフェスタ『第30回 マイナビ 東京ガールズコレクション2020 SPRING/SUMMER』(TGC)との夢のコラボが実現! 実際の会場で撮影を敢行し、或人とイズが堂々とランウェイに立ち、ウォーキングを披露します。
一体、どんな内容になるかは見ていただいてのお楽しみですが、新しい章に入り、ヒューマギアという存在がシリーズとしても浸透してきたこのタイミングで、「ゼロワン」では他の仮面ライダーシリーズではなかなか実現することのできなかったコラボレーションに今後も果敢に挑戦していきたいと思います。
「仕事×仕事」がみんなを元気にできることを信じて。そのパワーを再び爆発させることができる日が来ることを信じて。「ゼロワン」のこれからに、どうぞご期待ください。
(文責・大森 敬仁)
第31話プロダクションノート
■はじめてのお仕事はアノ人
飛電製作所の最初のクライアントは、コノお方。
或人が愛してやまない「パフューマン剣」の作者である石墨超一郎先生(演:勝矢さん)。
石墨先生は、機能停止した森筆ジーペン(演:徳角浩太郎さん)を飛電製作所に持ち込み、或人に助けを求めました。
脚本作成の際、今まで登場してきた中でヒューマギアが動かなくなり一番困るのは誰かという議論になり、勿論全員困ってしまうのですが、全員がピンときたのが石墨先生でした。
そして、監督は5、6話を出かけてくださった柴崎貴行監督。
作品のファンでもある或人が、どのようにこの問題に向き合い解決していくのか。
色々なピースがハマった奇跡の回と言っても過言ではありません。
久々にご出演いただいた勝矢さんと徳角さんは口を揃えて、
「このタイミングでまさか再登場するとは思わなかった!」
撮影終了後、これまたお二人とも口を揃えて、
「次はいつ登場できるんだろう」
と鋭い目つき(!)で嬉しいお言葉を頂きました!