あらすじ詳細
第4話 「ノーコンティニュー2016」
2018年9月23日放送
脚本:下山健人 監督:中澤祥次郎
あらすじ
天才ゲーマー『M』=宝生永夢が仮面ライダーエグゼイドに変身した!
だが倒したアナザーライダーがよみがえると、永夢はエグゼイドであった記憶がなくなってしまうのだった。
協力を頼むソウゴたち。だが、永夢の態度は冷たい。
彼は独自で「やるべきこと」を抱えているようだったが……?
アナザービルド戦の教訓を経て、過去がキモとわかったゲイツは、2016年に先行。一方、現在に残ったソウゴ&ツクヨミは永夢を追う。
過去と現在とで同時進行(?)。『ジオウ』の大きな特徴である物語スタイルが、第4話にしてついにお披露目!
もうひとつ注目していただきたいポイントが。
キーワードは、《本物とニセモノ》。
3話は、タイムジャッカーさんによって歴史が書き換えられ、永夢ではない人がエグゼイドになったところから物語が始まりました。そして4話では、エグゼイドの力を受け継いだジオウがエグゼイドアーマーを身にまといます。
これがジオウの基本フォーマット。
ひらたく言えば、ニセの歴史(偽史)、ニセのライダー(アナザーライダー、ライドアーマー)によって織りなされる、ニセモノづくしの世界。
そんなジオウに、本物のレジェンド――今回で言えば永夢こと飯島さん、飛彩こと瀬戸さん――がご出演。「本物とニセモノ」の対比がより際だちます。
1・2話の田﨑監督は、「モノマネ芸人が気もちよく歌ってると、2番から本人が合流してドッキリ」とスタッフに説明していました。
このたとえは、ビルドアーマーが戦兎の目の前で必殺技を繰り出すシーンのことですが、ジオウという番組全体にも当てはまるところがあるような……。
けど、レジェンドもニセモノワールドに加担していますよね?
永夢や飛彩がライダーにならなかったというifの世界を、飯島さん・瀬戸さんご本人が演じることで《偽史》が成立するのですから。
では、永夢や飛彩までニセモノになってしまったということなのか?
そうではない、と証明するのが、今回のエグゼイド編だと思っています。
永夢や飛彩という人間からライダーという要素を引いたら、何が残る?
残るのは人間です。
ライダーであろうがなかろうが、永夢は永夢だし、飛彩は飛彩。
敵が出たから駆けつけて変身するのは、ジオウでもゲイツでもできる。アナザーエグゼイドやエグゼイドアーマーみたいに、ニセエグゼイドはつくれる。でも、ニセ永夢やニセ飛彩はありえない。永夢や飛彩を演じることは、他の誰にもできない。それは何なのか?
ここでいうifの世界とは、より《本物》でなければいけないということなのです。
今回の事件は、3話冒頭、倒れた少年ケイスケが救急車に運ばれるところからはじまりました。
アナザーエグゼイドによる病気でもなく、バグスターによるゲーム病でもありません。現実に苦しんでいる人がいる、リアルな疾病。
敵を倒せば万事解決という単純な世界にはもう住んでいない永夢や飛彩は、ドクターとしてどう向き合うのでしょう?
キャストもスタッフも、『エグゼイド』本編以上に繊細な医療描写に取り組みました。医療監修の林先生も、エグゼイド終了後にこんなオーダーが来るとは予想外&超多忙の中、ありがとうございました。
本当は、《本物とニセモノ》というのはジオウ本線についてのキーワードのつもりでしたが、レジェンドさんたちへの感謝の思いがつのるあまり、紙数が尽きてしまいました。
第4話。我らが魔王勢も激動。特撮方面でいえばロボ戦もあり。
長年この手の番組をやってきたはずのスタッフすら(自分自身で撮影しながら)衝撃を受けていました。
が、そのお話はまた今度!
逢魔余聞
EP03「ドクターゲーマー2018」ご視聴ありがとうございました。
祝!エグゼイド編開幕!
この3話と4話は、永夢先生と飛彩先生が登場して巻き起こる医療ミステリータイムトラベル特撮ドラマと言えるでしょう…!!! すごいこっちゃ! なんのこっちゃ!
今回、客演していただいた飯島さんと瀬戸さんのお話は、次回に残しておきまして、今回は、謎に包まれたタイムジャッカーに関して書きたいと思います。
タイムジャッカーは、いまのところ、3人! ウールくん、オーラちゃん、スウォルツさんです。スウォルツさんはまだオープニングで背姿が出てくるにとどまりますが、近々バッチシ暗躍しますので、待っていてくださいね。
そもそも、タイムジャッカーというのは…自分の思い通りに歴史を変えようとし、新たにアナザーライダーを作り出している方々です。カッコ怖いアナザーライダーを生み出している、あの人たちです。写真は、ウールくんとオーラちゃんが怪人生成中の一幕。
そんな、タイムジャッカーの素の姿は…というと…。
ウール役の板垣くんはみんなのマスコットみたいになっています。先日の取材の際に、ゲイツ役押田くんが、雑誌のスチール撮影のために、板垣くんの手を取ろうとした瞬間、すぐさまソウゴとウォズが引き剥がしにかかっていました。ソウゴとウォズがウール親衛隊です。
オーラ役の紺野さんはモデルとしても活躍されています! クールビューティーなオーラを演じていますが、特撮の現場は今作が初めて! 最初はクエッションマークを浮かべていましたが、そんなことは物ともせず、役に向き合っています! EP03、EP04では「仮面ライダーエグゼイド」パイロット監督の中澤監督の演技指導も!
補完計画でも出演しているんですが、オーラがウィンクする芝居に心が盗まれること間違いなしです!!!
お知らせ!
「仮面ライダージオウ 補完計画」4.5話来週配信!
3.5 話「王位なるネタバレ」は観て頂けましたか? どんなネタバレか見ていない?! そんな人はすぐチェックしてほしいです。東映が爆発していますので。永夢の絶叫演技も見てほしいところです。
来週は、「Aレジェンドの告白」。このAとは…イッタイ?!飛彩先生も登場しますよ~!
※「仮面ライダージオウ 補完計画」は、TTFC(東映特撮ファンクラブ)会員限定のコンテンツです。
東映特撮ファンクラブへはこちらから!
「仮面ライダージオウ変身講座 ジオウ編/ゲイツ編」公開!
カッチョイイ~変身ポーズのジオウとゲイツに、憧れているひとはいませんか?!
お子さんに、変身ポーズを教えてほしい!とお願いされる親御さんはいませんか?!
そんな方に、ぴったりなのが、これだ!(ど~ん)
「仮面ライダージオウ変身講座」
ソウゴとゲイツが、懇切丁寧に教えてくれますよ! 腕のまわし方はどうやるの?どのタイミングでベルトを回せばいいんだ?!
そんな、変身ポーズ習熟に悩みを抱えるすべての方におくります。
これをみれば、マルっと早わかりだ!!!
ジオウ編はこちらジオ!
ゲイツ編はコチラじお!
☆出演者情報☆
新たに「仮面ライダージオウ」に出演者が発表されたのは~?
「仮面ライダーフォーゼ」より天ノ川学園仮面ライダー部顧問・大杉忠太役、田中卓志さんです!!!
”仮面ライダー芸人”と紹介されることもあるアンガールズの田中さんが、ジオウではどんな大杉先生を見せてくるのか楽しみにしていてください! 写真の通り、「仮面ライダー555」乾巧役・半田健人さんとの夢の共演なんです☆田中さんと半田さんが出演されるEP05は、9月30日(日)午前9時放送です!!!
これまでのあらすじ
第3話「ドクターゲーマー2018」
放送:2018年9月16日放送
脚本:下山健人 監督:中澤祥次郎
第2話「ベストマッチ2017」
放送:2018年9月9日放送
脚本:下山健人 監督:田﨑竜太
第1話「キングダム2068」
放送:2018年9月2日放送
脚本:下山健人 監督:田﨑竜太
番組情報
- 出演者
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常磐ソウゴ/仮面ライダージオウ:奥野 壮
明光院ゲイツ/仮面ライダーゲイツ:押田 岳
ツクヨミ:大幡しえり
ウォズ:渡邊圭祐
ウール:板垣李光人
オーラ:紺野彩夏
スウォルツ:兼崎健太郎
常磐順一郎:生瀬勝久
【アナザーライダー】
飯田: 児玉 貴志
【☆レジェンドキャスト☆】
「仮面ライダーエグゼイド」より
宝生永夢:飯島 寛騎
鏡飛彩 :瀬戸 利樹
- スタッフ
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【原作】石ノ森章太郎
【脚本】下山健人 ほか
【音 楽】佐橋俊彦
【クリーチャーデザイン】出渕 裕 ほか
【チーフプロデューサー】佐々木基(テレビ朝日)
【プロデューサー】井上千尋(テレビ朝日) 白倉伸一郎(東映) 武部直美(東映) 菅野あゆみ
【アクション監督】宮崎 剛(ジャパンアクションエンタープライズ)
【特撮監督】佛田 洋(特撮研究所)
【監 督】田﨑竜太 ほか
【制 作】テレビ朝日 東映 ADK
【主題歌】
Over “Quartzer”
歌:Shuta Sueyoshi feat. ISSA
作詞:Shuta Sueyoshi / 溝口貴紀
作曲:MiNE / Atsushi Shimada
編曲:Atsushi Shimada