第3話
Story
襲撃事件をきっかけに奇妙な関係となった葵と光太郎。
一方、指名手配中の川本から政府を転覆できる程の証拠映像を入手したビルゲニアは、堂波にそれを伝えようとはしなかった。
そんな中、葵が参加したデモは激しい衝突へと発展し、混乱を極めていた。そこへ突如現れた秋月信彦は、怪人達の権利を主張し、彼らを奮い立たせるのだった。
-1972年-
堂波真一を誘拐した事で、強引に祖父である堂波道之助総理との交渉を始めた「五流護六(ゴルゴム)」は、政党を作るよう提案を受ける。しかし怪人の政治利用を受け入れたダロムによって、組織内部に反対派を生み出してしまう結果となった。「創世王」と呼ばれる存在を秘密裏に運び出す反対派。その内の一人、ビルゲニアの手には、一振りの剣が握られていた。