DICTIONARY

用語辞典

だいぜろごうけんちしすてむ 【 第0号検知システム 】

未確認生命体第0号(ン・ダグバ・ゼバ)の位置を特定するためのシステム。

警察と気象庁の協力により2000年1月29日に完成し、五代雄介と一条薫はその情報を元に長野県の九郎ヶ岳遺跡へと向かった。

だいよんごうのうりょくきょうかのへいがい 【 第4号能力強化の弊害 】

未確認生命体第39号(ゴ・ガメゴ・レ)撃破時の被害状況を伝える新聞の見出し。

赤の金のクウガ(ライジングマイティ)が第39号を撃破した際の爆発は、半径約3kmの範囲に被害をもたらした。

一条薫たちの協力もあり、幸いにも怪我人は出なかったが、割れた窓ガラスは約10万7千枚。

鉄道の架線が切れて復旧までに数日を要し、約15万人の通勤通学に影響を及ぼしたという。

ちょうおんぱはっしんそうち 【 超音波発信装置 】

干渉波を利用して未確認生命体第3号(ズ・ゴオマ・グ)を撹乱するための装置。

科学警察研究所で開発され、試作品でありながら十分な効果を発揮。

ズ・ゴオマ・グ究極体を苦しませ、その動きを一時的に封じることに成功した。

だがその直後、ズ・ゴオマ・グ究極体の反撃により破壊されてしまった。[#39]

ちょうへんしん 【 超変身 】

赤のクウガ(マイティフォーム)が他の色のクウガに変わること、およびその際に発する掛け声。

他の色に変わる時に勢いをつけるために何か言いたい、という理由から五代雄介が考えた言葉で、提案を受けた一条薫も「いいんじゃないか」と答えていた。

ちょおんぱたんちそうち 【 超音波探知装置 】

未確認生命体が発する超音波を捉えるための装置。

未確認生命体第3号が飛行時に発する超音波は、偶然にも長野地方気象台に受信されていた。

榎田ひかりは第3号の再出現に備え、その超音波を探知する装置の作成を依頼。

未確認生命体第14号(メ・バヂス・バ)の飛行時にも特殊音波が発せられており、一条薫らは超音波探知装置を利用してその動きを把握することができた。

同じく飛行能力を持つ未確認生命体第37号(ゴ・ブウロ・グ)は超音波を出さなかったが、代わりに監視カメラによって動きを捕捉されることとなった。

ちょもらんまのしゃしん 【 チョモランマの写真 】

ポレポレの店内に飾られているエベレストの写真。

撮影者は五代雄介の父であり、戦争の写真を撮ることを仕事とし、一年中世界を飛び回っていた。

家にはいなかったが、半月に一度は家族に手紙を送っており、その最後には必ず「いつかみんなが笑顔になる日のために」としたためていた。

おやっさんは彼の後輩でもあり、「人が笑顔を忘れてしまった時、どれだけ多くの悲しみを生むか知っていたんだろう」と彼について話していた。

でんげきたい 【 電撃体 】

未確認生命体第46号(ゴ・ガドル・バ)の強化形態。

ザギバス・ゲゲルを見据える第46号は、クウガの「金の力」をヒントに電気エネルギーを吸収し、高い戦闘力を備えた電撃体への変身能力を獲得した。

同時期に流れたニュースでは、約一か月間に渡って原因不明の電圧低下が続いていると報じられていた。

どうぞくのしゅくせい 【 同族の粛清 】

ゴ集団がゲリザギバス・ゲゲルを行う中で、未確認生命体第0号(ン・ダグバ・ゼバ)が同族を大量に葬った事件。

ゲゲルの資格を持たない下位のグロンギたちを整理すると共に、未確認生命体第3号(ズ・ゴオマ・グ究極体)からベルトの破片を取り戻すための行動と推測される。

その後、破片を回収したことでベルトの修復が完了し、第0号は完全な姿を取り戻した。

とくしゅがすだん 【 特殊ガス弾(仮面ライダークウガ) 】

未確認生命体鎮圧用の装備。

未確認生命体第6号(ズ・バヅー・バ)が拒否反応を示した排煙の分析結果から、科学警察研究所の附属鑑定所で開発された。

上下の安全装置を解除して投げつければ爆発して煙が広がる仕組みで、使用時は専用防護服を着用する。

後にこの成分を二倍にした強化タイプの弾丸「プラスチック弾」が開発された。

とくしゅだんのしさくひん 【 特殊弾の試作品 】

科学警察研究所で開発された、特殊弾の試作品。

未確認生命体第39号(ゴ・ガメゴ・レ)の出現に際し、この特殊弾に合った特注の銃は未完成の状態であった。

そのため、一条薫らは「銃撃時に大きい反動が生じる」と知りながらも、口径が同じライフルで特殊弾を使用することを選択。

一条はその射撃技術で赤のクウガ(マイティフォーム)を援護し、正確無比なライフル射撃で39号の武器となる指輪を全て弾き飛ばすことに成功した。[#30]

どどぞ 【 ドドゾ 】

ゲゲルにおいて命を奪ったリント(人間)の数を記録するための、ホワイトボードのような道具。

その時点での達成状況などを縦線で書き加えていく仕組みらしく、また、何らかの操作を行うことでまっさらな状態となる。

警察に押収され、現代の物ではないことが判明した。