CHARACTERS

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さの みつる佐野満

登場作品
仮面ライダー龍騎
初登場回/初登場作品
第41話『インペラー』(2002年11月17日放送)

「どうです、俺強いでしょう? お買い得ですよ。ね、先輩たち」

■プロフィール

種族:人間

性別:男性

年齢:21歳

職業・身分など:地下駐車場の警備員→佐野商事 社長

家族など:不明


 演:日向崇(ひゅうが・たかし)


■この人物が変身する仮面ライダー

仮面ライダーインペラー


■説明

仮面ライダーインペラーに変身する青年。

お調子者で口達者な軽い性格をしており、仮面ライダー同士の戦いにおける行動理由は報酬。つまりは金を得ることであった。仮面ライダーになったのは富を手に入れて裕福な暮らしをするためで、ビジネスのために動くプロの仮面ライダーがいたっていいとも語っている。

仮面ライダーたちがさまざまな勢力に分かれて戦っていると知るや、どの陣営に対しても言葉巧みに近づいて自分の実力を売り込み、協力を約束する代わりに報酬を得ようとした。

この提示される報酬の条件によっては、躊躇なく裏切りを実行することも厭わず、自分の付いた側が不利と感じるや、一度裏切った陣営に再び接近して協力を促すといった図太さも持ち合わせている。

佐野がこのような性格になってしまったのには彼の過去に大きな理由があると考えられる。もともと佐野は大企業「佐野商事」の御曹司で、おそらくは何不自由無い生活をしていたと思われるが、ある時突然父親から勘当され、自分ひとりでの生活を余儀なくされてしまったのだ。裕福だった時代が忘れられないのか、地下駐車場で警備員の仕事をしながら、金持ちの客から得意の口八丁でチップを貰いながら現状への不満を募らせ、グチをこぼすことも多々見受けられた。


神崎士郎からカードデッキ(インペラー)を渡され、仮面ライダー同士のバトルに参加するや、仮面ライダー龍騎に変身する城戸真司、さらにオルタナティブ・ゼロに変身する香川英行に接近し、協力する見返りに報酬を要求。真司からは「花鶏」での飲み食い自由、香川からも何らかの報酬とともに契約成立の打診を持ちかけられ、佐野は後者を選択。結果的に真司を裏切ることになってしまった。

その後、香川が絶命したことで契約はご破産。再び真司に取り入ろうとするも、裏切り行為に激怒する真司に三行半を突き付けられ、行き場を失った佐野は仮面ライダーゾルダこと北岡秀一に接触するも契約は不成立。さらには北岡からの紹介という体で仮面ライダー王蛇に変身する凶悪犯罪者、浅倉威にまで話を持ち掛けるようとするが、北岡から受け取った紹介状にかかれていたのは「まぬけ」の三文字であった。


その後、連戦によって傷つき、行き場を失っていた東條悟こと仮面ライダータイガを助けて自宅に匿うこととなる。そんななか、佐野の元に父親の訃報が入り、遺言によって父親が作り上げた会社の次期社長として迎え入れらることが決定。自身が望んでいた裕福な暮らし、さらには父親と懇意にしていた人物の娘、百合絵とも互いに惹かれ合うようになり、もはや仮面ライダーとして戦う理由を失ってしまう。

戦いを放棄し、神崎士郎にカードデッキ(インペラー)の返却を提案するも、一度戦いに足を踏み込んだ者は勝つしか生き残る道はないと却下。その冷酷な宣告に理不尽さを感じながらも、今の暮らしを守るために佐野は戦いを続けることを決断する。手に入れた金の力で仮面ライダーたちを買収して味方に付けようとするが、今までの行動や振る舞いが仇となったのか、ことごとく失敗してしまう。

戦いに勝ち残るため、自分に残された仲間は東條しかいない。今まで香川以外に優しくされたことのなかった東條は佐野に対して恩義を感じており、「友達だよな……俺たち」という佐野の言葉に東條は首を縦に振る。ふたりが新たなチームとなり、仮面ライダー同士の戦いに参戦する未来が見えようとしていた……。


私生活が充実していけば戦いは疎かになる。自身が従えるミラーモンスターに与えなければならないエネルギーが徐々に不足しいていき、事もあろうに自身の支配下にあるはずのミラーモンスターが百合絵を襲ってしまう。間一髪、佐野の救出が間に合い、百合絵が不可解な顔を見せる前で佐野は変身しミラーワールドへと突入。配下のミラーモンスターたちを満足させるため、その場に駆けつけた龍騎との戦いが始まった。

そこに現れたのはタイガ=東條。インペラー=佐野は救援を期待するが、タイガの攻撃の標的になったのは、事もあろうにインペラー自身であった。

自分が望む「英雄」に近づくため、大切な人を倒せば、より強さを手に入れ英雄に近づくことができる。そんな考えに固執するタイガのデストクローの凶刃が腹部に深々と突き刺さり、インペラーは瀕死の重傷を負う。龍騎がタイガを抑えたことで、インペラーはなんとかその場から逃げ出すことができたが、東條の行為がまったく理解できずに混乱。足取りもおぼつかぬなか不幸は続き、その場には仮面ライダー王蛇が現れる。インペラーに向け、問答無用で必殺技「ベノクラッシュ」が発動され、怒涛の連続キックを受けてカードデッキ(インペラー)は粉々に破壊されてしまった。


変身が解除され、いつの間にか雨が降りしきるミラーワールドを彷徨う佐野。鏡越しに見るのは自分を待つ百合絵の姿だった。自身の身体が粒子化していく恐怖に怯えながら帰ることもできず、決して届かない悲痛な叫びがミラーワールドに響く。そして、何かを諦めたように歩き去る百合絵の背中を見届けると、「俺は……幸せになりたかっただけなのに……」と呟き、完全に消滅した。


■戦闘時の決め台詞など

「俺はただ、自分を高く売りたいだけですよ」

「ちぇ。いい車乗って、いい暮らしして。いいなぁ、憧れるよなぁ」

「どうでもいいけど、おたく、眼が死んでるよ?」


関連アイテム

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    Vバックル

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    カードデッキ(インペラー)

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