CHARACTERS

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とうじょう さとる東條悟

登場作品
仮面ライダー龍騎
初登場回/初登場作品
第35話『タイガ登場』(2002年9月29日放送)

「何でわかんないかな。先生は多くのものを救うために、自分の大切なものを犠牲にできる人なんだよ。英雄だからね」

■プロフィール

種族:人間

性別:男性

年齢:25歳

職業・身分など:大学院生

家族など:不明


 演:高槻純(たかつき・じゅん)


■この人物が変身する仮面ライダー

仮面ライダータイガ


■説明

仮面ライダータイガに変身する青年。

清明院大学に通う大学院生で、仲村創とともに香川英行教授の研究室に所属し、ミラーワールドに関わる研究をしていた。一見、大人しく礼儀正しい好青年に見えなくもないが、通常は成長過程で獲得するはずの、他者への共感や他人の命の尊重といった重要な倫理観が欠けており、気に入らない人間、邪魔だと感じた人間をあっさり手にかける一方、その相手に対して謝意を込めた涙を流すと、翌日にはすべてを洗い流したように新たな気持になるなど、不可解な性格をしている。

神崎士郎の研究を理解した香川は、士郎の計画を止めるためにミラーワールドを閉じようと考えており、そのためには「英雄的行為」が必要だと説いていた。東條は香川を真の英雄と見なして心酔し、「皆が好きになってくれるかも」と考えて、自分も英雄になるために香川の計画に助力。また、仮面ライダーも英雄であるべきだと考えており、「ひとつを犠牲にする勇気を持てない人間に、ライダーはやってほしくないかな」と述べていた。そして、彼の考えを気に入った士郎から「許せないライダーは、倒せばいい」と告げられてカードデッキ(タイガ)を渡され仮面ライダーになったという。


東條たちは、士郎の計画がすべて神崎優衣のためであると掴んでおり、優衣を消せばミラーワールドが閉じるという結論に達していた。しかし、優衣の身近にいる仮面ライダー龍騎こと城戸真司がミラーモンスターの気配をたどって401号室に現れ、東條たちがミラーワールドと関りがあると知られてしまう。そこで東條は情報収集のため、優衣が暮らす「花鶏」にアルバイトとして潜り込むこむこととなる。

花鶏には真司と仮面ライダーナイトこと秋山蓮が同居しており、東條は予想外のことに驚くが、仮面ライダーの戦いについて悩む真司が同志になる可能性もあると考え、独断で「優衣がいなくなれば、ミラーワールドも仮面ライダー同士の戦いもすべて無効になる」と明かした。この行為を仲村に咎められて彼の高圧的な態度を疎ましく感じると、のちに龍騎と仲村=オルタナティブが戦った際、オルタナティブを不意打ちして仲村を葬り去った。そして、驚きつつ憤る真司に「優衣を手にかけるのが嫌になった」と告げる一方、「仲村君には悪いことしたかも」と涙して彼を困惑させる。

その後、東條は真司と多少打ち解けたようにも見えたが、ミラーモンスターを共闘して倒した直後、“真司が仲村と同じ”という理由から龍騎を襲ってふたたび敵対する。


香川と士郎の争いが表面化してくると、士郎が香川の妻子のもとに配下のミラーモンスターを送り込み、その生命を引き換えにカードデッキを渡せと迫る事件が発生。香川はそれを拒否したものの、妻子の命は龍騎が救い無事であった。安堵する表情を見せる香川に対し、東條は幻滅。この頃から自分自身が英雄になることに固執し始め、“仮面ライダー同士の戦いで勝ち残るのが真の英雄”という考えを抱くようになる。そして英雄に近づくため、強くなるためには自分にとって大事な人を倒し、それを乗り越えなければならないという曲がった解釈から、香川=オルタナティブ・ゼロをも手に掛けてしまう。


しかし、それで本当に強くなれるわけもなく、東條は浅倉=仮面ライダー王蛇との戦いに敗北して逃走。翌日は北岡秀一=仮面ライダーゾルダと戦っていたところを現れた王蛇に襲われ、そこにゾルダの必殺技「エンドオブワールド」のマグナギガによる一斉掃射の煽りを受けて負傷してしまう。どうにか無事だった東條は仮面ライダーインペラーこと佐野満に助けられ東條はしばらく佐野の世話になったが、これによって佐野は東條の「大事な人」になってしまう。のちにインペラーが龍騎と戦った際、東條も変身してその場に向かうも、香川の時と同じ理由からインペラーを攻撃。インペラーはその場を離脱するも、直後に王蛇の手でトドメを刺された。


そうとは知らぬ東條は自分が強くなったはずと考え、警察に追われる浅倉を車で助けて挑戦する。しかし、眠いからと拒否されたうえに車をとられ、さらに佐野に止めを刺したのが浅倉だったと知ることに。東條はやむなくモンスターの気配をたどってゾルダを発見。変身して戦いを挑むが、先に時間切れになったゾルダは「英雄というものは、英雄になろうとした瞬間に時点で失格」と東條にとってはあまりにも厳しすぎる言葉を言い残して撤退してしまった。

以後、この言葉は東條の頭を離れなくなり、自分を導いてくれた香川もいないため、もうどうすればよいのかわからくなってしまう。その後、東條は蓮と北岡、浅倉を呼び出すと、彼らがミラーワールドへの入り口に利用した車にガソリンを巻き、キーを回すと爆発する仕掛けを施した。そして、自身も変身してミラーワールドへ向かい、王蛇と戦うゾルダを不意打ちで仕留めようとするも失敗。王蛇に散々に痛めつけられるも、ゾルダが王蛇を攻撃した隙にまたもや逃げ出した。

“仮面ライダーなんて最悪な奴らの集まりだ”。自分を差し置いてそんな考えを抱きながらフラフラと歩く中、ふと、横断歩道の先に子供を抱き上げる父親を見つけると、そこに香川親子の姿が重なってしまう。そこに猛スピードでトラックが侵入。咄嗟に父親を突き飛ばした東條はトラックに轢かれ、北岡の言葉を思い浮かべつつ、「どうやって英雄になるのか」と考えながら息絶えた。

後日、その最期は『親子を救った英雄』という小さな見出しで新聞に掲載され、彼は念願の英雄となる。


■戦闘時の決め台詞など

「先生。ぼく、ミラーワールドを閉じるの、嫌になっちゃって。ライダーの戦いに勝ち残るのが、真の英雄かなって」

「ぼくは英雄になるから。自分だけの力でライダーの戦いに勝ち残って。君はいらない」

「ライダーなんて、最低なやつばっかりだよ。あんな奴らに、何言われても、気にする必要なかったかも」


関連アイテム

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    Vバックル

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    カードデッキ(タイガ)

関連人物

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    城戸真司

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    秋山蓮

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    神崎優衣

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    神崎士郎

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    北岡秀一

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    浅倉威

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    桃井令子

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    香川英行

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    仲村創

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    佐野満