あらすじ
立弥の証言によって、葛城巧殺害の容疑は、龍我から一転して戦兎にかかる。
記憶のない戦兎と同じ顔をした人物である“佐藤太郎”が、事件の日に葛城の部屋を訪れていたことが明らかになったのだ。
事実を知った龍我は気が気ではない。
今まで自分を匿っていた男こそが真犯人かもしれないからだ。
戦兎を問い詰める龍我と、龍我の口撃をかわす戦兎。
そんな2人に石動がある提案をする。
「だったら調べてみりゃいいじゃねえか、葛城巧を」2人の葛城巧に関する捜索が始まる。
やがて、葛城巧を知る鍵が北都にあることが判明して―――。