あらすじ
悪魔の科学者であり仮面ライダービルドのシステムを創った葛城巧の記憶が、戦兎に甦った。
巧は、ビルドに60本のフルボトルの力を集中させる“究極”とも呼べるアイテム・ジーニアスフルボトルの発明に成功した。
だが、巧の精神のままではビルド・ジーニアスフォームは覚醒しなかった。
桐生戦兎として重ねてきたビルドの日々と、周りの人々に対する戦兎の想いが甦った時、ビルドは初めてジーニアスフォームへと変身を遂げた。
ジーニアスフォーム誕生はエボルトにとっても予想外の展開だった。
ところが、エボルトは既に次の作戦にうつっていた。
一海が持っている三羽ガラスの遺品(キャッスル・クワガタ・フクロウ)のロストフルボトルを奪おうと、突然エボルトが一海を襲撃して―――。