用語辞典
- がいちゅうくじょがいしゃのうわさ 【 害虫駆除会社の噂 】
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実験体アマゾン達の間で囁かれていた噂。
腕輪(アマゾンズレジスター)のランプが青色から赤色に変わると害虫駆除会社の車がやってきて始末されるという内容で、噂ではなく事実であった。[#外伝 蛍火]
- かぶとがにあまぞん 【 カブトガニアマゾン 】
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カブトガニ型の実験体アマゾン。
ある個体は上窪誠司の名で人間社会に溶け込み、田村弁当の従業員として暮らしていた。
トラロックを生き延び、同僚の夢美と交際を始めた誠司であったが、食人衝動を抑えることができずに覚醒。
彼女を喰らった後、ホタルアマゾン=飯柴紬と交戦状態に陥る。
戦闘では4本のハサミと強固な外殻を活かして立ち回るが、鉄材を強引に変形させた刀型の武器によって殻を破られて敗北。
生命活動を終える前に「肉体の分解を遅延させる薬剤」を投与されており、その肉体の一部は紬によって回収・調理され、イカスミパスタに偽装された状態でホタルアマゾン=反町昇に与えられた。[#外伝 蛍火]
- きおくをいしょくするじっけん 【 記憶を移植する実験 】
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アマゾンに故人の記憶を移植する実験。
それは人間の遺体から脳の海馬を摘出し、一部の実験体アマゾンに移植するというものであった。
ところが、生前に染み付いた仕事上の知識や技能ばかりが被験体に備わり、故人の記憶をうまく引き出せなかったために実験は失敗。
同族であるアマゾンを捕食するようになった反町昇=ホタルアマゾンの精神的な変化は、この記憶移植実験とトラロックによるものと考えられていた。[#外伝 蛍火]
- ぎじんがっかい 【 擬人学会 】
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野座間製薬の研究者・櫛原躍人と白峰を筆頭とする少人数の研究会。
その目的は、自分たちが生み出したアマゾンという生物を理解すること。
アマゾンのコミュニティに加わり、彼らと関わりながら研究を進めていた櫛原は、その後、飯柴紬と反町昇という2体のホタルアマゾンに出会うこととなった。[#外伝 蛍火]
- きりこせいえんのこどもたちにそうちゃくされたうでわ 【 切子聖園の子供たちに装着された腕輪 】
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切子聖園の子供たちに装着された、銀色の腕輪。
プレートに刻印された数字は何番目に生まれた個体なのかを示しており、例えば69番目の個体はムクというように、数字をもとにした名前がつけられる決まりであった。
- くじょはん 【 駆除班 】
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実験体アマゾンを駆除するために集められたチーム。
寄せ集めの人員で構成されており、実験体アマゾンも含まれていた。
また、実験体を駆除する以外に関与しない、という条件で志藤真らは雇われていた。
駆除対象となるアマゾンのランクによってポイント(報酬)が変動するが、厳密なものではなく、危険度によっては水澤令華との交渉次第で報酬が上乗せされるケースもある。
駆除班は対アマゾン用ガスが実用化するまでの時間稼ぎであったが、トラロック後も水澤令華から直接の依頼を受けるなど、その後も状況に応じて解散と再結成を繰り返すこととなった。
- くじょはんのせいふく 【 駆除班の制服 】
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駆除班に無料で支給される制服。
マモルは制服を破くという行動を経てモグラアマゾンに変身していたが、三崎一也曰く「変身スイッチ」であり、儀式のようなものであった。
また、後にマモルは服を破かなくてもアマゾンに変化できるようになった。