DICTIONARY

用語辞典

ざいだんえっくす 【 財団X(仮面ライダーフォーゼ) 】

いわゆる「死の商人」であり、死者を蘇生させる技術NEVERや、地球の記憶で人間を変身させるガイアメモリの開発に資金を援助する組織。
我望光明とも通じており、ゾディアーツスイッチの開発に対して資金提供を行っていた。

ざほーる 【 ザ・ホール 】

天ノ川学園都市上空、そして京都の上空に存在する、宇宙から地球へとコズミックエナジーが降り注ぐ穴。
千年前の京都では、東西南北に4つのパワーポイントを設置することでコズミックエナジーを制御。
人々はそれらを青龍、白虎、玄武、朱雀の四聖獣に例えて四神相応と呼んでいた。
また、4つのパワーポイントには〇、×、△、□を彫られた石碑が置かれており、歌星緑郎はその形をフォーゼのスイッチデザインとして取り入れた。
そして2012年、石碑が破壊されたことで京都上空のザ・ホールは消滅。コズミックエナジーは天高に集中することとなった。

じーんのみるきーないとかーにばる 【 ジーンのミルキーナイトカーニバル 】

ジーンことJK(ジェイク)が自宅から配信していたネットラジオの番組名。
HOTな歌とトークで構成され、天ノ川学園高等学校の生徒たちから高い人気を得ていた。
「青春くん」のラジオネームで何度も演歌をリクエストするリスナーが存在したが、彼がリクエストした曲「友情岬」が流されることはなかった。
その後、中学校時代の親友・五藤東次郎と再会したJK(ジェイク)は、新番組「ジーンゴッドのダークナイトカーニバル」を開始。
五藤東次郎=カプリコーン・ゾディアーツの超絶ギターと、その力で歌の才能を得たジーンの歌声により、リスナーたちは過剰なまでに熱狂した。

じごくおおぎり 【 地獄大喜利 】

キャンサー・ゾディアーツ=鬼島夏児を笑わせろ、という命懸けの勝負。
勝てばゾディアーツスイッチが手に入るが、負ければ魂(白いリング状の生体エネルギー)を切られて意識を失ってしまう。
また、切られた魂はキャンサー・ゾディアーツの体内に取り込まれる仕組み。
鬼島夏児によれば「人を超える力が欲しい」と考える生徒は多かったらしく、何人もの生徒が地獄大喜利の犠牲となっていた。

じごくほしゅう 【 地獄補習 】

超問題児のみを対象とした、休日特別補習。
度を越した問題児たちに徹底的な補習授業を行うのは、特別生活指導を担当する佐竹剛先生。
如月弦太朗、歌星賢吾、城島ユウキ、野座間友子、大文字隼が補習の対象となった。

じゃんぼにくまん 【 ジャンボ肉まん 】

美咲撫子(SOLU)と共に遊園地を訪れた如月弦太朗が、彼女に買ってあげた肉まん。
通常の肉まんの数倍、人間の顔くらいの大きさであり、美咲撫子(SOLU)は吸い込むように一瞬で食べてしまった。
なお、如月弦太朗はオリジナルの美咲撫子にもジャンボ肉まんを奢っているが、彼女から「食べきれない」と言われてしまった。[#小説フォーゼ]

しょっくがん 【 ショックガン 】

XVⅡに乗り込む仮面ライダー部に提供された銃。
発射されるコズミックエナジー弾により、一時的に機械生命体の機能を停止させることが可能。
番場影人との戦闘でも同型の銃が使用された。

すいっちゃー 【 スイッチャー 】

ゾディアーツスイッチの使用者、およびゾディアーツ化した人間。
スイッチャーに覚醒したのは、ザ・ホールの影響下にある天ノ川学園高等学校の生徒たちがほとんであった。

すていいつちぇんじ 【 ステイツチェンジ 】

特別なアストロスイッチにより、仮面ライダーフォーゼの外見や機能に変化がもたらされること。
ステイツチェンジを行うことで、各スイッチの特性に応じた強力な能力を発揮できる。
エレキスイッチ、ファイヤースイッチ、マグネットスイッチ、コズミックスイッチなどがステイツチェンジの力を有している。

すばるぼしこうとうがっこう 【 昴星高等学校 】

朔田流星や美咲撫子の通う高校。
生徒手帳などには「昴星学園高等学校」と記載されている。
天ノ川学園高等学校とは交換編入制度による交流がある。

せいしゅんげきじょう 【 青春劇場 】

三浦俊也を元気づけるために行われた、仮面ライダー部による演劇。
学校に来たら楽しいよ、ということをアピールするためのお芝居であったが、楽しそうな彼らを見た三浦俊也は、わざわざ見せびらかすなと怒ってしまった。

せいしゅんげきじょうじごくばん 【 青春劇場・地獄版 】

アリエス・ゾディアーツ=山田竜守に支配された昴星高等学校の日常を指す言葉。
昴星高校では生徒や教師までもが山田竜守の劇団員と見なされ、彼が考えた配役とストーリーを演じ切ることを強いられていた。
また、逆らえばアリエス・ゾディアーツの力で眠りの刑に処されるため、抵抗する意志を持つ者はほとんどいなかった。
一日の終わりには、芝居の出来が悪かった者を裁く反省会が開かれており、内情を目の当たりにした城島ユウキは、その様子を「青春劇場・地獄版」と表現した。

せいしんだいりんけん 【 星心大輪拳 】

朔田流星が体得した拳法。
井石二郎は朔田流星の同門であり、インガ・ブリンクも同じ流派であった。

ぞでぃあーつ 【 ゾディアーツ 】

人間がゾディアーツスイッチを使用し、物質化したコズミックエナジーをまとって変化した怪人。
その人間が持つ「星のさだめ」によって変身後のゾディアーツが決まり、それぞれの星座に由来した姿や能力を発揮する。

ぞでぃあーつすいっち 【 ゾディアーツスイッチ 】

我望光明が開発した、人間をゾディアーツへと強制進化させるスイッチ。
使用者は「スイッチャー」と呼ばれ、物質化したコズミックエナジーをまとった怪人「ゾディアーツ」へと変身する。
ゾディアーツ化を繰り返すうちにスイッチャーの心は蝕まれ、スイッチは禍々しいラストワン形態へと変化。
この状態で変身したスイッチャーの精神や人格はゾディアーツに残り、本来の肉体は抜け殻となってゾディアーツのボディから排出されるが、ゾディアーツスイッチをオフにすれば元の状態に戻すことができる。

また、スイッチャーがラストワンを超えて十二使徒のゾディアーツ(ホロスコープス)へと進化する際、ゾディアーツスイッチはホロスコープス用の特別なゾディアーツスイッチ(ホロスコープススイッチとも呼ばれる)へと変化。
我望光明はそのスイッチを12個集めることで膨大なコズミックエナジーを制御し、ザ・ホールからつくり出したダークネビュラを利用してプレゼンターのもとへ向かおうと画策していた。

そる 【 SOLU 】

「Seeds of Life from the Universe」、通称SOLU(ソル)と呼ばれる、意志を持たない銀色の不定形な存在。

コズミックエナジーを細胞核に蓄えた宇宙生命の一種であり、猛烈なスピードで細胞分裂を起こして新しい組織をつくることができる。

昴星高等学校の生徒・美咲撫子をトレースしたSOLUは如月弦太朗との出会いを通して自我に目覚め、彼と親交を深めるに至った。

後に美咲撫子(SOLU)の一部がM-BUS(エムバス)内に入り込み、冷凍睡眠中の園田紗理奈らに接触。

彼女の内に存在する「罪悪感から生まれた別人格」を取り込み、さらに仮面ライダーイカロスとしての姿を構築して如月弦太朗らと戦った。[#小説フォーゼ]