プリミティブドラゴンにより暴走を繰り返す飛羽真。倫太郎からワンダーライドブックを奪い、芽依を襲うプリミティブドラゴンを止めたのは最光・エックスソードマンと何とカリバーだった。
飛羽真はプリミティブドラゴンで暴走中に仲間を倒す悪夢を見る。このままでは組織の真の敵やメギドと戦う前に仲間を傷つけてしまうと思い悩む。
一方、倫太郎はマスターロゴスと謁見するが、飛羽真の危険性を改めて告げられる。そんな中、芽依が倫太郎を呼び出し、そこに飛羽真も現れる。久々に会う二人だが・・・。
その頃、ノーザンベースの尾上と大秦寺があの剣士によって急襲されていた。

プリミティブによる暴走が、敵対する倫太郎達との関係を悪化させる。それを突破するべく芽依が動く。芽依が作った、飛羽真と倫太郎の出会いは何をもたらすのか？
そして、遂にクールビューティー、柛代玲花が自ら戦いの場へ。尾上と大秦寺を相手に回しどんな戦いを見せるのか。そして新たなカリバーの正体とは？
今回は第５、６章以来、久々に戻ってきた上堀内監督です。諸般の事情で思い切ってアクションをノーザンベースのセットの中だけで行いましたが、狭いスペースを活かした濃密で緊迫感の高いアクションになりました。そして、飛羽真と倫太郎のやりとりはテイクを重ねて何度も芝居を作っていました。敵とはいえかつての仲間。お互いが何を思っているのかキャストに問いながらも芝居を作っていました。飛羽真らしさ、倫太郎らしさ、芽依らしさにこだわった上堀内監督らしい演出になっていますのでお楽しみに。

（文責・高橋一浩）

〜現場通信〜
24章「父の背中、背負った未来。」ご視聴ありがとうございました。
子どもたちの未来・世界を守るためにソードオブロゴスではなく飛羽真にかけても良いのか、飛羽真にその力があるのかを見極めるための戦いを挑んだ尾上亮。
息子のそらの言葉に背中を押されて、大きな決断を下したお父さんライダーの姿が熱く描かれました。

飛羽真とソードオブロゴスのメンバーが対立するようになって以降、そして22章からは特に、丁寧に尾上の考えることが描写されるようになっていきついに今回の話で飛羽真の元に寄り添う事になりました。
尾上亮という人物がとても魅力的にみえるのは、なんといっても「お父さん」という唯一無二のキャラクター造詣があるからだと思います。

子どもがいるからこそ出てくるセリフや、他の剣士たちよりも大人な立ち振舞いというのも彼の魅力であり、脚本家さんや企画チームが大きく意識している部分の一つとも言えるのです。
尾上が決意して仲間になると伝える時、初めて「小説家」ではなく力強く「飛羽真」と名前を呼んだのも、「ついに認めた！」という気持ちが見えたのではないでしょうか。
こちらも尾上というキャラが出来上がったときに「小説家」から呼び方を変えるタイミングを考えて温め続け、満を持してやっとこのセリフを言える時が来たのでした。


そして尾上亮を演じる生島さんとそらを演じる天嵩くん撮影の合間も本当の親子のようにいつも一緒で大の仲良し。
こういう裏話では「本当の親子のようです」というのは常套句かもしれませんが、見てください。この写真の数々を！

二人が本当にいい関係でいてくれるからこそ、台本で書かれている以上に魅力的に、説得力をもって見ている皆さんに伝えられているのだと思います。


そしてライダーたちとメギドたちも撮影が終えれば仲良しです！
柴崎組の撮影中にレジエル役の高野海琉くんの誕生日をスタッフ。キャストでお祝いしました。

メギド３人の中では一番年下で末っ子にあたる高野くん。現場を離れればメギドもライダーも関係なく、お芝居の相談をしたりふざけてみんなをいじったりとキャスト陣の中でものびのびとさせてもらっているようです。
劇中では前週からプリミティブドラゴンの力によって暴走したセイバーに完膚無きまでにやられたレジエル。これからはメギドたちにも変化が現れてくるようですのでご注目！！


そしてそして！今週も暗躍しておりました、この御方が来週は大活躍！？！？

めちゃくちゃにかっこよく仕上がっておりますので見逃し、瞬き厳禁でぜひ御覧ください！

（文責・土井 健生）

■Collection of fairy tales

禁書に記された一節「忘却の果てには悲しみが。それは破滅を求める手。」

その一文に引っかかりを感じた飛羽真は、ノーザンベースの書庫からプリミティブドラゴンのヒントを探ろうとします。そうして見つけたのがこちらの１冊の本。

「第１節　悲しみの物語」から始まる文章はさながら伝記集のよう。
飛羽真が探し求めるプリミティブドラゴン攻略のヒントがこの中のどこかに隠されているかもしれません。




〜特別企画〜
■『萬画　仮面ライダーバスター』第１話冒頭特別公開！！

全国数百万人の尾上亮ファンの皆さま、大変お待たせ致しました！
中には本日の放送で見せた父の背中を見てファンになったという方もいらっしゃるのでは無いでしょうか？

年明けから告知されていた仮面ライダーセイバーの漫画版スピンオフ「仮面ライダーバスター」がついに東映特撮ファンクラブにて本日10時より配信開始致します！

ちなみに、なぜ「漫画」ではなく「萬画」なのかというと、仮面ライダーの原作者である、石ノ森章太郎先生の『萬画宣言』を受け継いでいるためです。（詳しくはコチラ
）

そんな『萬画』の精神に倣い、新たな可能性の扉を開いた仮面ライダーバスター。
今回は特別にその冒頭４ページを大公開致します！若き尾上亮の活躍をぜひご覧ください！！

いかがでしょうか？
今では頼りになるお父さんな尾上ですが、高校生の頃は喧嘩番長だったなんて……。
と言うわけで、気になる続きは東映特撮ファンクラブ（http://tokusatsu-fc.jp）にてお楽しみください！

（文責・湊 陽祐）