まりばろんマリバロン

■説明

「クライシス帝国」の地球攻撃兵団に所属する四大隊長のひとり。

眠りについている大叔母の百目婆ァに代わって怪魔妖族たちを率いており、同時に帝国の諜報参謀も務めている。

貴族の生まれで四大隊長のなかでも地位が高く、ジャーク将軍からの信頼も厚い。怪魔界と地球すべての情報収集と分析を担当。作戦においては他の大隊長のサポートをすることも多い。

かつて異次元空間を何万年も彷徨い、そのときにさまざまな妖魔術を習得。触れずして物体を動かす念動力や瞬間移動、攻撃手段としては指先から鞭のように電磁波を伸ばしたり、口腔部からの火炎放射、額から放つ束縛光線など、数多くの超常的な技を披露した。

仮面ライダーBLACK RXとは幾度となく激突し苦戦させたこともあったが、倒すには至らず。多くの配下を失うどころか、これを最後と決死の覚悟で挑んだ戦いでは顔に大きな傷を付けられ、誇り高きプライドまでも傷つけられてしまった。

そして、ジャーク将軍すらもRXに敗れ、クライシス皇帝が眼前の南光太郎を前に、彼を新たな最高司令官に据えると言い出したことで、そんなことは絶対に承服できぬと怒りが爆発。光太郎に恨みの刃を向けるが、あろうことかもはや用済みと宣告され、クライシス皇帝が放った光線に腹部を撃ち抜かれてしまった。最後の力を振り絞りクライシス皇帝に反旗を翻すかと思いきや、積もり積もった恨みが勝ったのか、光太郎の方へと向き直り憤怒の形相を見せると、そのまま燃えるような赤い光に包まれて消滅した。

身長：不明

体重：不明

特色/力など：100以上の妖魔術を使いこなす、羽飾りの手裏剣、霊界怪人の召喚、優れた情報収集力と解析力

演：高畑淳子（たかはた・あつこ）