KAMEN RIDERS

かめんらいだーざんき仮面ライダー斬鬼

登場作品
仮面ライダー響鬼
初登場回/初登場作品
十五之巻『鈍る雷』(2005年5月8日放送)

■説明

人間を襲い餌として喰らう巨大な怪物、魔化魍(まかもう)と戦うため、「鬼」と呼ばれる音撃戦士のひとりであるザンキが、変身鬼弦・音枷(へんしんきげん・おんか)が発する特殊な音波をキーにして、自身の肉体を変化させた姿。魔化魍と戦う組織、「猛士(たけし)」の関東支部に所属しており、「関東十一鬼」のひとりに数えられる。

ベテランの鬼であり、その技量は関東随一の実力者であるヒビキこと仮面ライダー響鬼(ヒビキ)に匹敵するとも言われていた。トドロキこと仮面ライダー轟鬼(トドロキ)の師匠であり、右膝や胸に受けた古傷の影響で一度は鬼を引退してトドロキのサポーターに回ったが、苛烈さを増していく魔化魍との戦いの中で復帰を決意し、再び前線で戦うことになった。


変身の際は、まず左手首に装着した音枷の鎖を引いて蓋を開き、内蔵されている弦を弾くことで、特殊な音波を発生させる。それを顔の前にかざすと額に鬼の意匠が浮かび、左拳を頭上に掲げると天から降り注ぐように落雷が発生。ザンキの全身を電撃が駆け巡る。それを気合の雄たけびとともに振り払うと、鬼の姿に変身した仮面ライダー斬鬼(ザンキ)が顕現する。

変身の際に発生する雷撃は周囲にも巻き散るため、これによって近くにいる敵にダメージを与えることも可能だ。


鬼は魔化魍の特性に合わせて「太鼓」「管」「弦」と呼ばれる楽器を模した音撃武器を使用。斬鬼は弦を専門としており、ギター型の音撃武器、音撃弦・烈雷(おんげきげん・れつらい)を使用。烈雷はボディ後部に霊石、鬼石がセットされた鋭い刃が備わっており、ネック部を持つことで大剣のように操れる。これを振り回したり投擲して戦うのが、斬鬼の基本的な戦闘スタイルとなる。

引退後、烈雷は弟子の轟鬼に受け継がれ、自身が復帰した際には新たに猛士から支給された刃が鋸状になったギター型の音撃武器、「音撃真弦・烈斬(おんげきしんげん・れつざん)」を使用していた。


魔化魍にトドメを刺す際には、烈雷では「音撃斬・雷電激震(おんげきざん・らいでんげきしん)を、烈斬では「音撃斬・雷電斬震(おんげきざん・らいでんざんしん)」を繰り出す。

烈雷、もしくは烈斬の剣先を標的に突き刺し、バックルに装備された音撃震・雷轟(おんげきしん・らいごう)、もしくは音撃震・斬撤(おんげきしん・ざんてつ)をセットして音撃モードに以降。弦をかき鳴らして清めの音を叩き込み、魔化魍を撃破する。


また、斬鬼の体内には雷の気が満ちており、それを現出させた技「鬼闘術・雷撃拳(きとうじゅつ・らいげきけん)」を使用。雷を乗せたパワフルなパンチを繰り出し、怪童子や妖姫程度であればこの一撃で粉砕する。


左腰のホルダーには自律型の小型メカであるディスクアニマルを装備。瑠璃狼(ルリオオカミ)、緑大猿(リョクオオザル)、水陸両用の青磁蛙(セイジガエル)を主に携帯している。

復帰後は、専用のディスクアニマルである黄金狼(コガネオオカミ)を携帯。仮面ライダー装甲響鬼(アームドヒビキ)がディスクアニマルが変形した鎧を纏うように、古傷の右膝をサポートする強化外骨格に変形可能だったが、斬鬼がこの機能を使うことはなかった。


変身者:ザンキ

変身時に使用するアイテム:変身鬼弦・音枷

変身者

  • ザンキ

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スペック

■身の丈(身長):6尺9寸(約210cm)
■目方(体重):43貫(約161kg)
  • スペック

フォーム一覧

基本・強化フォーム

  • 仮面ライダー斬鬼

関連アイテム

  • 変身鬼弦・音枷

  • 音撃弦・烈雷

  • 音撃震・雷轟

  • 音撃真弦・烈斬

  • 音撃震・斬撤

  • 音撃棒・落雷

  • 茜鷹

  • 瑠璃狼

  • 緑大猿

  • 浅葱鷲

  • 黄赤獅子

  • 青磁蛙

  • 黄金狼