DICTIONARY

用語辞典

いまじん 【 イマジン 】

本来つながる未来とは別の時間軸からやってきた、精神エネルギー体のこと。

そのままでは砂のような形でしか存在できないが、人間が持つ望みを聞くことで、その人間が持つイメージを元に肉体を得ることができる。

望みを聞いた人間はイマジンの契約者となり、実際に望みを叶えることで契約者の記憶をたどって過去の世界へ移動が可能になる。

ただし、ほとんどの場合は望みを歪んだ解釈で強引に叶えており、契約者の本当の思いが叶えられることは少ない。

これはイマジンたちの大きな目的が、歴史を変えてイマジンたちが存在できる未来へとつなげることにあるため。

なお、肉体を持ったイマジンが撃破されると、契約者のイメージが暴走してギガンデスという巨大な怪物に変貌することがある。


契約者に憑依して行動することも可能で、憑依された契約者は身体能力が向上するほか、憑依したイマジンによって外見も変化することもある。

肉体的な負担は憑依するイマジンの数に比例しているようで、野上良太郎はその数を増やすにつれて疲労の蓄積が激しくなっていった。


劇中に登場するイマジンは、歴史の改変を目論むカイの配下にあたる者が大半だが、ターミナルに所属していて期限付きで契約者と行動を共にする「派遣イマジン」、時間警察が開発したイブのような「人工イマジン」、いずれの組織やグループにも属さない「はぐれイマジン」など、さまざまなケースが存在する。